エントリーポイント・売買シグナルが発生しそうな通貨をテクニカルから分析します。
この記事では、
エントリーポイント・売買シグナルが発生しそうな通貨を移動平均線、水平線、トレンドライン、チャンネルライン、フィボナッチなど標準インジケーター使用しテクニカル分析します。
今回は今後、ポンドが上昇するか否かを他通貨ペアでテクニカル分析してみました。
ユーロ/ポンド(EUR/GBP):4時間足では下降型チャンネルラインが形成され中央を割り込んできた
長期(週足): | 上昇トレンド |
---|---|
長期(日足): | 下降トレンド |
短期(4時間足): | 下降トレンド |
ユーロ/ポンド(EUR/GBP)を4時間足で分析すると
下降型チャンネルラインが形成され下降トレンドが継続し、長期移動平均線(黒)を下抜けた後、このラインがサポートからレジスタンスラインへと転換しチャンネルラインの中央線を割り込んでいる。
これらのことからユーロが下落する可能性がポンドよりもあると推測出来、下降型チャンネルラインの下限まで下落することを期待。
・長期移動平均線(黒)を割り込んでいる
・下降型チャンネルラインの中央値を割り込んでいる
ポンド/スイスフラン(GBP/CHF):長期移動平均線(黒)で下値が支えられた場合、反発するか?
長期(週足): | 下降トレンド |
---|---|
長期(日足): | 上昇トレンド |
短期(4時間足): | 上昇トレンド |
ポンド/スイスフラン(GBP/CHF)を4時間足で分析すると
下降型チャンネルラインが形成されていたが、上限値をブレイクしたことで長期移動平均線(黒)も上抜けた。
今後の展開として、長期移動平均線(黒)がサポートラインとして機能すれば反発する可能性がある
・長期移動平均線(黒)で下値が支えられるか?
ポンド/豪ドル(GBP/AUD):長期移動平均線(黒)で下値が支えられた場合、反発するか?
長期(週足): | 下降トレンド |
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ポンド/スイスフラン: | 下降トレンド |
ポンド/豪ドル: | 下降トレンド |
ポンド/豪ドル(GBP/AUD)を4時間足で分析すると
下降型チャンネルラインが形成されているが長期移動平均線(黒)を上抜けチャンネルラインの上限値から押し戻されている。
しかし、長期移動平均線(黒)付近で下値が支えられていること、下値は切り上げていることからラウンドナンバーの1.8付近でサポートされることを期待。
・上昇トレンドラインを割り込んでいない
・ラウンドナンバー付近が意識され反発を期待
今後ポンドは上昇となるか?【まとめ】
ユーロ/ポンド | 下落 | ポンド強い |
---|---|---|
ポンド/スイスフラン | 上昇 | ポンド強い |
ポンド/豪ドル | 上昇 | ポンド強い |
3通貨のユーロ/ポンド、ポンド/スイスフラン、ポンド/豪ドルはポンドが強い傾向にあるので今後、ポンドが上昇する可能性はあることが示唆されています。
その場合、ポンドドルとポンド円で考えると、ドル円が105円で下値が支えられたとしてもドルが弱い傾向にあるのでポン買いをするのであればポンドドルの方が値が伸びやすい傾向がある。
また、日足で見るとポンドドルが長期移動平均線(黒)より上で推移しているが、ポンド円は長期移動平均線(黒)よりも下で推移している。
*日足の長期移動平均線(赤)
従って、ポンドドルの押し目買いのチャンスを狙いたい。
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