ドル円、ポンド円、豪ドル円の2020年の値動きを分析
この記事では、
エントリーポイント・売買シグナルが発生しそうな通貨を移動平均線、水平線、トレンドライン、チャンネルライン、フィボナッチなど標準インジケーター使用しテクニカル分析します。
ドル円(USD/JPY)2020年は112円台まで値を伸ばすがコロナ渦でリスクオフとなり101円台まで下落して以来、下落トレンド継続
長期(週足): | 下降トレンド |
---|---|
中期(日足): | 下降トレンド |
短期(4時間足): | 下降トレンド |
ドル/円(USD/JPY)を日足で分析すると
2020年は2月20日に112.22円の高値を付けて以来コロナ渦で101.18円まで下落した後、111円台まで戻したが110円を割り込んでからは下降トレンドが継続し年末の終値は103.16円となりました。
現在、短期から長期の移動平均線は全て下降となりパーフェクトオーダーが形成されています。
2020年に102.80円付近で下値を試したが失敗しているが2021年は再び下値を試す可能性があり、このサポートラインを割り込むと2020年3月9日に付けた安値 101.18円まで下げる可能性が高い。
2021年は103円台を維持できるか否かがまずは焦点となり103円を割り込むとさらに一段下で推移するだろう。
ポンド円(GBP/JPY)2020年は123円台後半まで大幅に下落したが反発したことでトレンド転換を試した
長期(週足): | 下降トレンド |
---|---|
中期(日足): | 上昇トレンド |
短期(4時間足): | 上昇トレンド |
ポンド/円(GBP/JPY)を週足で分析すると
2020年は144.95円の高値を付けた後、コロナ渦で一時、124円を割り込みましたがそこから反発したことで8月31日には142.70円まで戻したが再び下押しされ133円付近まで下げたが徐々に下値を切り上げながら141円まで戻しました。
長期的には下降トレンドが継続しているが、昨年末の動きでは下降トレンドラインの上抜けを試していることから2021年は長期トレンドが上昇へと転換する可能性があるがまずは、2020年9月1日の高値 142.74円を抜ける必要がある。
2021年は141.25円のレジスタンスラインを上抜けることが出来れば再び2020年8月の高値 142.70円を試す動きとなる。
・52週移動平均線を上へブレイクした
豪ドル円(AUD/JPY)2020年は59円台から79円台まで大幅に上昇したことで2019年4月に付けた高値に迫る勢い
長期(週足): | 上昇トレンド |
---|---|
中期(日足): | 上昇トレンド |
短期(4時間足): | 上昇トレンド |
豪ドル/円(AUD/JPY)を週足で分析すると
2020年はコロナ渦の大幅下落に伴い60円台を割り込みましたが長い下ヒゲの陰線を付けた後からは反発したことで上昇トレンドへ転換し2019年4月に付けた高値に迫る勢いで続伸しました。
52週の移動平均線で下値が支えられたことでエリオット波動の第3波が発動し2020年11月から続伸したことで2021年は84円付近まで上昇する可能性がある。
また、年始のレジスタンスラインとして意識されているのは2020年4月の高値 80.38円となることから、80円台に乗せる前か後のどちらかで一度調整が入るだろう。
・エリオット波動の第3波が形成されている
コメント