ドル/円(USD/JPY)は日足では下降型三角持ち合いが形成されているので106.40円が今後の焦点となるか?FXテクニカル分析 2020/05/05

テクニカル分析

ドル/円(USD/JPY)日足テクニカル分析

4月6日に高値 109.38円を付けたことで長期移動平均線をローソク足の実体で超えましたが翌日は前日の高値を更新できず高値を切り下げながら推移しました。

しかし、4月1日の安値 106.91円が意識され、下げ止まり反発しましたが同日の高値 107.93円が意識され伸び悩み、再び下落し107円を割り込みました。

そして、107円を割り込んだことで、上値がさらに重たくなり再び下落へと転じ、下降トレンドラインとサポートラインで形成される下降型三角持ち合いが形成されました。

■ドル/円(USD/JPY)日足チャート

  

ドル/円(USD/JPY)4時間足テクニカル分析

4時間足チャートで分析すると、

オシレーター系のRSIは50%以下で推移し、一目均衡表の上昇雲と下降雲が交互に形成されながら徐々に上値を切り下げながら推移しています。

また、長期移動平均線よりも下で推移していることから下降トレンドが継続していることが示唆されています。

4時間足では、107円付近に抵抗となる箇所が数か所あることが分かりますがこれらが抵抗となって上値を抑えています。

■ドル/円(USD/JPY)4時間足チャート

  

ドル/円(USD/JPY)1時間足テクニカル分析

1時間足チャートで分析すると、

106.40円付近で数回下値が支えられた後、反発していますが、107.40円付近が抵抗となり上値を抑え、再び、下落へと転じたことから107円付近には抵抗があることが示唆されています。

  • 107円付近でダブルトップが形成されネックラインを割った
  • 3本の移動平均線が密接していることから方向感が無かった
  • オシレーター系のRSIは50%以下で推移

これらのテクニカルみて、1時間足では下降トレンドから反発するも再び、下落したことで下値圧力の勢いが増していることが分かります。。

しかし、106.40円付近が抵抗となり再び反発する可能性もあります。

■ドル/円(USD/JPY)1時間足チャート

  

今後の動向

今週の動きとしては、2パターンが予測されます。

106.40円付近で再び反発し106.40円~107円の間で推移しながら方向性を模索する

  

106.40円を割り込み、一旦反発するが106.40円で上値を抑えられ大幅に下落する

  

主な経済指標

■4/6(月)

時間 指標 前回 予測
13:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 0.25% 0.25%
23:00 (米) 4月 ISM非製造業景況指数(総合) 52.5 37.8

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