ドル/円(USD/JPY)月足テクニカル分析
月足チャートで分析すると、
5月は前月の4月の安値を更新しましたが、107円を割り込むことを嫌がった結果、短い下ヒゲ付きの陽線が形成されています。
大まかな流れとしては上昇トレンドラインと下降トレンドラインから形成された均衡型三角持ち合いが形成されています。
しかし、長期移動平均線(黒)がサポートとして機能していることから今後のこの均衡型三角持ち合いの範囲で推移する可能性があります。
■ドル/円(USD/JPY)月足チャート
ドル/円(USD/JPY)週足テクニカル分析
週足チャートで分析すると、
5月の第一週目のローソク足は十字線が形成され、翌週からは上昇へと転じ、3週連続で陽線が形成されたことで上昇トレンドが継続されたことを示唆しています。
しかし、前週の高値 108.08円を更新出来なかったことが今週にどのように影響するか見定める必要があります。
下値に対しては、前週に下値が支えられた107.06円で再び支えられたことで107円付近には抵抗があることが示唆されています。
・下降トレンドではあるが反発している
・3週連続で陽線が形成された
■ドル/円(USD/JPY)週足チャート
ドル/円(USD/JPY)日足テクニカル分析
日足チャートで分析すると、
105円を割り込んでから反発した後、一時108円台に到達するも108円台での滞在時間は短く、107円~108円の間で一週間以上推移しています。
このことから日足ではレンジ相場が形成されていることが示唆されています。
また、108円付近は数回試しているがブレイクすることが出来ていないことから108円付近には大きな抵抗があります。
・日足ではレンジ相場が形成されている。
・108円付近には大きな抵抗がある。
■ドル/円(USD/JPY)日足チャート
ドル/円(USD/JPY)4時間足テクニカル分析
4時間足チャートで分析すると、
107円を割り込む再び反発してからは107円を割り込むことを嫌がっているが、高値も限定的で108円をブレイクすることも出来ていない。
ローソク足の値は長期移動平均線(黒)よりも上で推移していること先週の前半は107.40円付近で下値が支えられていたことから上昇傾向ではあるが上値が限定的。
また、先週末に一時、107.40円を割り込むが再び大きく反発し107円後半まで戻していることから4時間足でもレンジ相場が形成されている。
・4時間足ではレンジ相場が形成されている。
・サポートラインは107.40円、107.00円
■ドル/円(USD/JPY)4時間足チャート
今後の動向
今週の動きとしては、1パターンが予測されます。
レンジ相場が継続する限りはレンジの上限と下限での逆張りのチャンスがある。
月足:レンジ相場(値動きが収縮中)
週足:下降トレンドではあるが上昇基調
日足:レンジ相場
4時間足:レンジ相場
大きく動く材料がない限りは107円~108円のレンジ相場で推移する
主な経済指標
■6/1(月)
時間 | 指標 | 前回 | 予測 |
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23:00 | (米) 5月 ISM製造業景況指数 | 41.5 | 43.5 |
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