ポンド/円(GBP/JPY)今週の相場見通し
長期(週): | 下降トレンド |
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中期(日足): | 下降トレンド |
短期(4時間足): | 下降トレンド |
ブレグジットの方向性が不透明になっていること、緩和的金融政策と、ハードブレグジットのリスクでポンド売りはさらに継続か?
ポンド/円(GBP/JPY)週足テクニカル分析
週足チャートでポンド/円を分析すると、
先週末の終値は131.97円で132円を割り込み、下降型チャンネルラインの中央値付近で先週末はクローズされました。
132円は2018年12月30日の週の安値 131.41円でその時は長い下ヒゲ付きのローソク足が形成され翌週から反発していますが、今回は実体が132円を割り込んで週末引けているので売り圧力が強いことを示唆しています。
ポンド/円(GBP/JPY)日足テクニカル分析
日足チャートでポンド/円を分析すると、
下降型チャンネルラインの上限付近から下落し長期移動平均線(黒)を割り込み大幅にが楽したことで下降型チャンネルラインの中央値まで下落しています。
132円付近は過去にも数回下値が支えられた値になることから意識されると思われますが、RSIでは30%に達していないのでさらに下げる余地はあると推測します。
■ポンド/円(GBP/JPY)日足チャート
ポンド/円(GBP/JPY)4時間足テクニカル分析
4時間足チャートでポンド/円を分析すると、
129.26円の高値を付けてからは高値を切り下げながら下落し長期移動平均線(黒)を割り込んでさらに下落しています。
4時間足では上昇トレンドからの押し目買いのチャンスを待っていましたが長期移動平均線(黒)を割り込んだことで目線は売り方向へシフトしました。
5月18日の安値 129.26円から6月5日の高値 139.73円へフィボナッチ・リトレースメントを引くと、
フィボナッチ比率の50.0%を割り込み、さらにフィボナッチ比率の61.8%も割り込んでいるので下降トレンドへ転換したと判断します。
■ポンド/円(GBP/JPY)4時間足チャート
今後の動向
今週の動きとしては、2パターンが予測されます。
長期移動平均線(黒)を割り込んだことから戻り売りのチャンスを狙いたい。
日足:下降トレンド
4時間足:下降トレンド
長期移動平均線(黒)まで戻ってからの戻り売り
132円を割り込んだ後、132円付近(週足のチャンネルラインの中央値)まで反発してからの戻り売り
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