ユーロ/ドル(EUR/USD)日足テクニカル分析
日足チャートで分析すると、
ユーロ/ドルは長い上ヒゲ付きの陽線が昨日出現しましたが、同じパターンが5月1日にも出現していることから同様の動きとなるか注目されます。
また、前回と同様に長期移動平均線(黒)が抵抗となり上値を抑えています。
全体の値動きを見ると、上昇トレンドラインと下降トレンドラインから形成される均衡型三角持ち合いが形成されていることから今後は値動きは収縮しながら推移し、上下のどちらかにブレイクすると想定します。
さらに、長い上ヒゲ付きの陽線が形成された前日の4月30日、5月18日の両日ともに大陽線が形成されています。
・長い上ヒゲ付きの陽線が形成された前日は大陽線が形成
・長い上ヒゲ付きの陽線が形成された翌日から下落
・長期移動平均線(黒)で上値が抑えられた
■ユーロ/ドル(EUR/USD)日足チャート
ユーロ/ドル(EUR/USD)4時間足テクニカル分析
4時間足チャートで分析すると、
1.0777$の安値を付けた後からは大幅に上昇し1.1494$まで上昇、その後は大幅に下落し、1.0635$まで下げました。
その安値を起点としてからは上昇と下降を繰り返しながら推移したことで上値は切り下げ、下値は切り上げながら値幅は収縮しています。
一目均衡表では、上昇雲と下降雲が交互に形成されていることからレンジ相場であることが示唆されています。
また、前回と同様に長い上ヒゲ付きのローソク足が形成された後は下落している。
・一目均衡表では上昇雲と下降雲が交互に形成
・広範囲でみるとレンジ相場
・上昇トレンドラインと下降トレンドラインが形成
■ユーロ/ドル(EUR/USD)4時間足チャート
ユーロ/ドル(EUR/USD)1時間足テクニカル分析
1時間足チャートで分析すると、
高値から下落し、トリプルボトムが形成され後、ネックラインを上へブレイクし大幅に上昇しているが、日足の長期移動平均線(黒:ギザギザ)が抵抗となり上値が抑えられた。
・
・日足の長期移動平均線(黒:ギザギザ)で上値が抑えられた
・トリプルボトムが形成された下値が支えられ、ネックラインを上へブレイク
これらのテクニカルみて、1時間足では下降⇒レンジ⇒上昇と推移しているが、上昇トレンドラインと下降トレンドラインの範囲内での動きに限定されている
■ユーロ/ドル(EUR/USD)1時間足チャート
ユーロ/ドル(EUR/USD)の今後の動向
今後の動きとしては、2パターンが予測されます。
ネックラインまで下げるが、ネックラインが抵抗となり反発するも再び、日足の長期移動平均線(黒)で上値が抑えられる
ネックラインを割り込んでさらに下落し、下降トレンドラインまで下げる
主な経済指標
■5/20
時間 | 指標 | 前回 | 予測 |
---|---|---|---|
18:00 | (欧) 4月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比] | 0.4% | 0.4% |
18:00 | (欧) 4月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比] | 0.9% | 0.9% |
27:00 | (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 | N/A | N/A |
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