ユーロ/ポンド（EUR/GBP）は2020年11月の安値 0.8861に迫る勢いで続落しているがさらに下落するか？FXテクニカル分析 2021/01/15

ユーロ/ポンド（EUR/GBP）今週の相場見通し

POINT0.8861付近は上昇と下降を分ける分岐のラインになる

週足チャートでユーロ/ポンドを分析すると、

トリプルトップが形成されてからはネックライン付近まで下落したことで2020年11月の安値 0.8861に迫る勢いで大幅に下落している。

POINTネックライン付近で過去に下値が支えられているが今回はどうなるか？

■ユーロ/ポンド（EUR/GBP）週足チャート

4時間足チャートでユーロ/ポンドを分析すると、

既に52週の移動平均線（灰色）を割り込み大幅に下落したことでさらに下落する可能性があるが2020年11月の安値付近で一旦、反発した模様だが週末の本日はさらに下値を試す可能性がある。

POINT0.8861を割り込むと2020年5月15日以来の安値を更新することになる

■ユーロ/ポンド（EUR/GBP）4時間足チャート

週末である本日、0.8861付近で下値が支えられた場合はまだ反発する余地はあるが大幅に割り込むとさらに下落するだろう。

その場合、2020年4月30日に付けた安値 0.8670を試す可能性がある

約250日間、0.8861より上で推移していたことから簡単には割り込まないと思うが欧州中央銀行（ECB）理事会議事要旨で足もとのユーロ高を懸念する声が高まっていることが改めて明らかになると簡単に割り込む可能性もある。

今後の戦略短期では逆張り、中長期では0.8861を割り込んでからの戻り売りを狙いたい