豪ドル/円(AUD/JPY)週足テクニカル分析
週足チャートで分析すると、
59.86円の安値を付けた3月から底値を切り上げながら上昇しています。
長期移動平均線(黒)は右肩下がりで、短期移動平均線(青)も右肩下がりで、現在のローソク足と長期移動平均線(黒)の乖離は480Pips程あります。
しかし、短期移動平均線(青)は明確に上抜けています。
今週の週足で上ヒゲ付きのローソク足が形成された場合、上昇の勢いが来週から衰える可能性があります。
・3月1日の週の高値 71.51円を超えることができるか?
・72.43円が上値抵抗として意識されている?
■豪ドル/円(AUD/JPY)週足チャート
豪ドル/円(AUD/JPY)日足テクニカル分析
日足チャートで分析すると、
1月末、2月3日の底値 72.43円がレジスタンスラインとして意識され、且つ、上昇トレンドラインが形成されたことで、上昇型三角持ち合いが形成されています。
短期移動平均線(青)は右肩上がりで長期移動平均線(黒)との乖離は無く、現在のローソク足は長期移動平均線(黒)を超えている。
しかし、オシレーター系のRSIは70%手前失速している。
これらのテクニカルから見ると、
上昇トレンドラインが継続中ではあるが、上昇の勢いが衰えている傾向にあり、トレンド転換が発生する可能性もあります。
・昨日は、前日の高値を超えることが出来ていない
・上ヒゲ&下ヒゲ付きの実体が短い陰線が形成されている
これらのことから上昇型三角持ち合いの中で本日は推移する傾向にある。
■豪ドル/円(AUD/JPY)日足チャート
豪ドル/円(AUD/JPY)4時間足テクニカル分析
4時間足チャートで分析すると、
5月27日に付けた高値 71.92円を更新することが出来ていないが、71円付近が下値として意識されている。
本日は、今週、且つ、今月の最終日であることから様子見ムードの傾向にあり、本日は72円~71円の間で推移すると推測します。
・週末、月末のため方向感が出にくい
・短期移動平均線(青)より上で推移
これらのことから上昇基調ではあるが、様子見傾向にあり、大きな材料がない限りは72円台到達は難しい。
■豪ドル/円(AUD/JPY)4時間足チャート
豪ドル/円(AUD/JPY)1時間足テクニカル分析
1時間足チャートで分析すると、
71円のレジスタンスラインを超えてから72円手前まで値を伸ばしましたが、現在は71円~72円でレンジ相場が形成されている
高値を更新出来ていないことから上昇しても72円手前くらいで失速し、レンジ内で本日は推移すると推測します。
・上昇⇒レンジ相場の流れ
・短期移動平均線(青)と中期移動平均線(赤)が密接
・オシレーター系のRSIは50%付近で推移している
これらのテクニカルからみて、1時間足ではレンジ相場が形成されている。
■豪ドル/円(AUD/JPY)1時間足チャート
豪ドル/円(AUD/JPY)の今後の動向
今後の動きとしては、1パターンが予測されます。
71円から72円の間で推移しながら方向性を模索する
■5/29
時間 | 指標 | 前回 | 予測 |
---|---|---|---|
18:00 | (欧) 5月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比] | 0.4% | 0.1% |
18:00 | (欧) 5月 消費者物価指数(HICPコア指数、速報値) [前年同月比] | 0.9% | 0.8% |
21:30 | (加) 3月 月次国内総生産(GDP) [前月比] | 0.0% | -9.0% |
21:30 | (加) 3月 月次国内総生産(GDP) [前年同月比] | 2.1% | -3.4% |
21:30 | (加) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比年率] | 0.3% | -10.0% |
24:00 | (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 | N/A | N/A |
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