ユーロドル(EUR/USD) 分析
■ユーロドルを日足で分析すると、
先週から引き続き、下降基調にありますが、5月13日に1.1263$の高値を付けたことで移動平均線のSMA50を一時上抜けましたが、押し戻され1.1100$台まで下降しましたが、下値が支えられ反発しましたが、前回の高値を更新をすることが出来ず、再び1.1100$付近まで下落しましたが6月3日の5月米ISM製造業景気指数が52.1と予想の53.0を下回ったことでユーロ買い・ドル売り強まり1.1260$まで大きく反発しました。
この反発で下降トレンドラインをブレイクし、一目均衡表の雲上限まで上昇しましたが現在は雲中で推移しています。
6月6日には最大の注目材料であるECB理事会とドラギ総裁会見があり、前回から景気見通しに変化があるかを見極めつつ9月からのTLTRO(長期資金供給オペ)以外の景気刺激策等が示されるのかどうかが焦点となります。
しかし、ECB理事会も結果次第でユーロ売りに反応しやすいので注意が必要です。
今後の動向として、一目均衡表の雲上限を上抜ければ、移動平均線のSMA100も同時に上抜けることになり、上昇へのきっかけとなりますが、押し戻された場合は、5月安値を下抜ける動きになる可能性も十分にあります。
■ユーロドル(EUR/USD) 日 レジスタン&サポートライン
レジスタンスライン:1.1280$
サポートライン:1.1100$
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