ユーロ円(EUR/JPY) テクニカル分析
■ユーロ円を日足で分析すると、
本日発表されたフランスの6月のCPIが事前予想、前月を上回り、またユーロ圏のCPIコアにも改善が見られた他、半期末のユーロの決済需要もユーロをサポートしたと見られ、欧州勢参入前後からユーロ買いがやや優勢となりました。
5月末に今年の二番底の120.87円を付けた後から反発し一時、123円台まで回復しましたが9日後の6月21日には前回安値と同水準付近まで一時下げましたがそこから再度、反発し122円台まで回復しています。
現在の状態は、移動平均線のSMA50がSMA100とデッドクロスし、SMA50に阻まれ、昨日は123円手前で失速しましたことで週末の本日の終値で123円台を維持出来るか否かに注目が集まりますが122.90-3.20円 断続的に売りが観測されていることから上値を超えることは少し難しく、また、仮に超えても直近の高値123.15円が意識されるため一旦、押し戻される可能性も十分にあります。
しかし、一目均衡表の転換線と基準線が平行になっていることから122円半ばで下値が支えられた場合は、上値を試す余地もあると推測します。
■ユーロ円 日足サポートラインとレジスタンスライン
レジスタンスライン:123.15円
レジスタンスライン:122.00円
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