移動平均、RSIとフィボナッチ、一目均衡表を使った分析を日足、4H足、1時間足で行います。
これまでの動向
・EUR/JPYは約1ヶ月の間127.50円~129.30円の間で推移しています。これはユーロ/ドルが小幅に上昇した一方、ドル/円が小幅に下落したためです。
・ボリンジャーバンドでみてもこの相場の流れは値動きが収縮していることが明白で、エネルギーが蓄積されいるのでどこかでブレイクする可能性があります。
EUR/JPY 日足分析
日足からEUR/JPYを分析すると、
11/07と11/08に高値 130.15円付近を付けてからは上影陽線と上影陰線が形成され、その後大陰線が形成され大きく下落したあと11月13に底値 127.48円を付けてから反発し、127.50円~129.30円の間で約1ヶ月推移しています。
この1ヶ月の値幅は約1.8円となっており方向性を失っています。
20日移動平均線を中心とするボリンジャーバンドの幅(-2シグマから+2シグマまでの幅)が縮まっているのでどこかでブレイクするタイミングを窺っているように見えます。
また、12/11日はコンテ伊首相がユンケル欧州委員長と会談して懸案の予算案を再提出する他、英議会による離脱協定案の採決が予定されており、13日には欧州中銀(ECB)理事会、13-14日には今年最後のEU首脳会議も行われるのでユーロ/円がレンジをブレイクするとしたら、ファンダメンタルズの材料が豊富な今週が濃厚。
EUR/JPY 4時間足分析
4時間足からEUR/JPYを分析すると、
直近では、12/06に底値 127.65円を付けてからは反転して、上昇トレンドが形成されています。
また、移動平均線のSMA200を超え、且つ、MACDはプラス領域に入りました。
テクニカルだけで見るとこのまま上昇トレンドが継続することを示していますが、今週のファンダメンタルズの結果次第では、テクニカルを無視した動きになる可能性が大いにあるので注意が必要です。
今後の展開として
・12/11 伊首相・欧州委員長会談、英議会Brexit協定案採決
・12/13 ECB理事会、EU首脳会議(~14日)
・上記の今週の注目材料の結果をみて、方向性が決定したあとからその方向についていく。
ユーロ オーダー
130.00円 売り
129.70-80円 断続的に売り
129.30円 売り
128.90-9.10円 断続的に売り
128.72円 12/10 15:00現在(MT4)
128.00円 買い厚め
127.40-60円 断続的に買い
127.20円 買い
127.00円 買い
126.40-60円 断続的に買い
126.00円 買い
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