WTI/OIL 日足テクニカル分析
直近のサポートラインとレジスタンスライン
レジスタンス1:58.00$
サポートライン1:55.00$
WTI/OILを日足で分析すると、
50$を割り込んでから42$前半まで下落した後、V字回復してから50$~55$の間で約1ヶ月推移した後、50$をブレイクし一時、58$手前まで上昇しました。
この上昇で、移動平均線のSMA100もブレイクし、一段上で推移していることから前回のレジスタンスラインの55$がサポートラインになりました。
2月25日の下落の要因として、
米国からの輸出急増により中東などの産油国が値引きを余儀なくされる中、供給拡大を背景に原油先物が下落した。
しかし、2月27日には再度、上昇しました。
2月27日の上昇の要因として、
米原油在庫が減少したとの発表や、石油輸出国機構(OPEC)が減産方針を維持するとみられた。
2月28日現時点では、
小幅に下落しているが本日発表された中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)や日本の鉱工業生産指数がネガティブな内容となったこと、米原油生産量が過去最高に達したことが要因だが、石油輸出国機構(OPEC)主導の減産が下支え材料になって56$台を維持している。
テクニカル的には、55$付近で下支えされ、反発したことで2日間連続で陽線が形成され、且つADXも以前、25よりも上で推移していることから55$を割り込まない限りは上値を伺う動きをすると推測しますが、55$~58$のレンジをどちらに抜けるかで方向性が明確になると推測します。
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